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個別リハビリ

お一人おひとりの個別の症状に合わせて行う言語リハビリです。

失語症の訓練

言語聴覚士による言語リハビリ

 日常的に使用する語句、短文、文などの単位で、言葉を理解したり、適切な語を表出する練習などです。名前、住所、日常的に使用する語句、文章などの読み書き練習なども行います。

パソコンによる言語リハビリ

 パソコンを活用して行う言語リハビリです。音(仮名)や単語、短文、文章といった段階に応じて、理解と言葉の表出を練習します。また、数の認識や簡単な計算の練習も取り入れ、総合的な言語機能の回復を目指します。

構音・嚥下障害の訓練

構音練習

 構音障害のある方を対象に、正しい発声や発音、相手に伝わるようにはっきり話すための練習を行っています。一音一音を丁寧に発する練習や、口の動き・舌の使い方を意識したトレーニングを通して、「伝わる喜び」を感じられるようサポートします。

嚥下リハビリ

 嚥下障害のある方を対象に、安全に、そしておいしく食事を楽しんでいただくための訓練を行っています。喉の筋力を強化する体操や発声練習、食べ方や姿勢の工夫など、一人ひとりの状態に合わせたサポートで、安心して食事ができる力を育てていきます。

集団リハビリ(グループワーク)

 参加メンバーがお互いの顔が見えるように輪になって座り、あいさつを交わしたり、他のメンバーと会話を楽しんだりしながら、言葉の練習を行います。障害の重い方にはスタッフが隣についてサポートしますので、どなたでも安心してご参加いただけます。

 この集団リハビリには、実際的な会話力を高めるための大切な要素が詰まっています。参加を重ねることで、日々の生活に前向きな変化が生まれます。

 主な利点は以下のとおりです:

    • さまざまな人とのやりとりを通して、自信を取り戻し、社会性を育むことができます。

    • 他のメンバーのやりとりから、実践的なコミュニケーションのコツを学べます。

    • 「自分だけが言葉に不自由を感じている」という孤独感から解放されます。

    • 障害を持ちながらも前向きに生活している仲間の姿に励まされ、自分も一歩踏み出す力が湧いてきます。

 集団リハビリを継続することで、少しずつ言葉が出やすくなり、人との会話に気後れすることが減ってきたという声も多く寄せられています。「最近、明るくなったね」と言われるようになったという方も少なくありません。

集団リハビリの様子(1)

集団リハビリの様子(2)

リハビリ体操・運動

 リハビリ医の大田仁史先生が考案した「シルバーリハビリ体操」をもとに、当施設では独自にアレンジした体操や運動を、午前と午後のプログラムの中で行っています。

 この体操では、関節の可動域を広げ、筋肉をゆっくりと伸ばすことで、立つ・座る・歩くといった日常生活に欠かせない動作の維持・改善を目指します。また、筋力の強化や体力の向上にもつながる大切な時間です。

 無理なく続けられる内容で、どなたでも安心して取り組んでいただけます。

口腔嚥下体操

 昼食の前には、口や喉の動きをスムーズにするための「口腔・嚥下体操」を行っています。首・顔・口・喉まわりの筋肉をほぐし、適度に刺激を与えることで、誤嚥の予防につなげ、安全でおいしい食事を楽しんでいただくための大切な準備体操です。

趣味・創作活動

 習字、絵画、ちぎり絵、木目込人形、歌唱・カラオケ、トランプ(七並べ)、ビンゴゲームなど、さまざまな趣味活動を楽しんでいただいています。お一人おひとりの興味に合わせた活動に取り組むことで、気分がリフレッシュされ、自然と会話が生まれることも多くあります。

 失語症の方の多くは、言葉をつかさどる左脳に損傷がありますが、右脳のはたらきは保たれており、芸術や音楽などの非言語的な表現には高い力を発揮される方も少なくありません。なかには、素晴らしい絵や書を描かれる方もいらっしゃいます。

 こうした創作活動は、失語症によって傷ついた自尊心を回復する大切な手段でもあり、自分らしさを再発見する機会にもなります。

習字

絵手紙

カラオケ

ビンゴゲーム

七並べ

 トランプやビンゴゲームなどのレクリエーションは、楽しみながら自然とリハビリにつながる活動です。注意力、視空間認知、遂行機能といった高次脳機能を使うため、頭と心の活性化に効果があります。

 たとえば、当施設に通うKさんは、国立大学を卒業後、子どもたちの体操指導に携わっていましたが、50代で脳出血を発症し、右半身に麻痺と失語症が残りました。右手は使えなくなりましたが、左手で習字を始め、健常者でもなかなか書けないほど見事な字を描くようになりました。また、絵画や彫刻に才能を発揮する方、会話には不自由があっても歌では豊かな表現を見せてくださる方など、多くの方がご自身の新たな力を見つけています。

 中でも「七並べ」は、言葉のかけ橋でとても人気のあるトランプゲームです。一見シンプルなルールですが、勝つためにはカードを出す順番やパスのタイミングなどをよく考える必要があり、戦略性の高いゲームです。重度の失語症と右半身麻痺のあるTさんは、会話は難しいものの七並べではスタッフもなかなか勝てないほどの腕前で、周囲を驚かせています。

 こうした活動は、楽しみながら自信や意欲を取り戻すことができる、何よりも貴重なリハビリのひとつです。

季節の活動など

 人が誰かに何かを話したくなるとき、必要なのは言葉の力だけではありません。心が動くような楽しい体験や、誰かと共有したいと思える出来事がとても大切です。

 言葉のかけ橋では、お花見や紅葉狩り、七夕祭り、さんさ踊りなど、季節ごとの行事やお出かけを楽しんでいます。こうした活動は、会話のきっかけを生み出すだけでなく、季節感や時間の流れを感じることで見当識を刺激し、認知機能の向上にもつながります。

 また、会話ボランティアや実習生、小・中学生の福祉体験など、さまざまな世代とのふれあいの機会もあります。世代を超えた交流は新鮮な刺激となり、心が自然と開かれていきます。

お花見

さんさ踊り

紅葉狩り

料理作り

福笑い

外出

ボランティアとの会話

中学生との交流

小学生との交流

一日の過ごし方

 

ご自宅まで送迎

9:15〜

お茶を飲んで会話・健康チェック

9:50〜

集団リハビリ(会話・発声発語・リハビリ体操等)

12:00〜

昼食・休憩

13:00〜

個別リハビリ・パソコン・趣味創作活動

15:00〜

体操・運動

15:20〜

お茶とおやつ

15:30〜

ビンゴ・カラオケなど

16:00〜

帰りの会

16:30〜

ご自宅まで送迎

昼食

昼食は栄養のバランスを考え、季節の食材を活かした食事を調理職員が一品一品
手作りで提供しています。

基本料金(1回)

他に個別機能訓練加算、口腔機能向上加算、入浴(利用する方)等の料金が若干あります。 食事代は1食750円です(おやつ代が含まれます)。 送迎範囲は玉山区を除く盛岡市内です。

要介護

1

753円(税込)

2

890円(税込)

3

1,032円(税込)

4

1,172円(税込)

5

1,312円(税込)

要支援(回数に制限があります)

1

436円(税込)

2

447円(税込)